2021 AUTUMN

新米の季節がやってきた
お米特集 ― 菊太屋米穀店 ―

  • 山形県庄内産
    こしひかり(1kg)
    税込1,965円
  • 茨城県筑西市産
    ミルキークイーン(1kg)
    税込1,458円
  • 新潟県南魚沼産
    こしひかり(2kg)
    税込2,678円
  • 京都府京丹後市産
    こしひかり(1kg)
    税込928円
  • 宮城県栗原市産
    ひとめぼれ(1kg)
    税込799円

作り手の情熱を伝えたい

新米がおいしい、実りの秋です。大丸梅田店の食品担当マネジャー 林克己さんと〈菊太屋米穀店〉の下部順一さんに、お米のよもやま話やごはんの楽しみ方について伺いました。
「〈菊太屋米穀店〉さんがおもしろいのは、産地や銘柄ではなく、農家さんにスポットを当てているところ。」と林さん。なるほどパッケージを見ると、農家さんのお名前と作り方が真っ先に目にとまります。その理由を下部さんにおたずねすると、「今の時代、“安心・安全・おいしい”米づくりは当たり前。農家の皆さんは、土地や気候の特色を生かしながら栽培方法に工夫を凝らし、独自の米づくりに取り組んでいます。そんな作り手のストーリーをお伝えしたくて。」と話してくださいました。

お米との出会いを大切に

まわりで蛍が舞うほどきれいな水でお米を育てる高橋さん、女手で丁寧に土作りをする田澤さん、雪塩やハチミツをたんぼにまく大嶋さん。お米のネーミングにも、農家さんのこだわりや愛情が感じられます。「大切に育てられたお米とお客様の、最高の出会いをお手伝いしたい。お客様のお好みや召し上がり方をじっくりとお聞きして、その方に一番合ったお米や炊き方をご提案するのがモットーです。」と下部さん。
〈菊太屋米穀店〉では、「鈴木さんのお米を」と農家さん指名のご注文も多いのだとか。ワインや日本酒のように“この土地、この作り手ならでは”を味わうことができるのです。

香りとツヤが違う! 秋の新米

新米とひとくちに言っても、収穫期は9月から11月頃までと、産地や農家さんによって様々。秋の始まり、〈菊太屋米穀店〉に登場するのは、京丹後の松村さん親子が育てたこしひかり。秋が深まると、山形の鈴木さんのこしひかりの出番です。下部さんによると、「収穫したばかりの新米は香りが別格!特に玄米の状態だとよくわかる」のだそう。
新米を炊くコツなどはあるのでしょうか? 「研ぎ方、水分量や炊き方も通常のお米と同じで大丈夫ですよ」と下部さん。「それよりも大事なのは鮮度です。だから、私たちはご注文いただいてから精米しています。お買い上げ後は、密封容器に入れて冷蔵庫で保管することをおすすめしています。」
最高においしいごはんが炊けたら、このうえない幸せ。お気に入りの新米を見つけて、楽しみたくなりました。

素朴で旨い! 米屋のおにぎり

昔懐かしいおにぎりで、こころがほっと和むひとときを。〈菊太屋米穀店〉がプロデュースする、〈米屋のおにぎり屋〉の願いです。冷めてもおいしいおにぎりに最適なお米を厳選し、中はふんわり、外はしっかりとにぎっています。
林さんのいち押しは、「ごはんの旨みをシンプルに味わえる」というごま塩にぎり。鮭塩焼きや目刺しと一緒に、お弁当に詰めています。「普通で素朴な味がいい!」と好評です。

奥:目刺し弁当(1折)税込450円 中央:だし巻弁当(1折)税込700円
手前:鮭弁当(1折)税込780円

〈米屋のおにぎり屋〉店舗
大丸梅田店 地1階 TEL.06-6342-0898(直通)
大丸東京店 地1階 TEL.03-6273-4478(直通)

〈菊太屋米穀店〉店舗

大丸松坂屋オンラインショッピング
https://www.daimaru-matsuzakaya.jp/
大丸梅田店 地2階
TEL.06-6345-6890(直通)

「具材の魚にこだわったおにぎりも、おいしいですよ!」と林さんが教えてくれました。その名は、〈魚屋のおにぎり〉です。「魚の目利きが、具材を厳選。たとえば、鮭のおにぎりは焼き紅鮭の骨を丁寧に抜いて、ほぐした身を贅沢に使うこだわりっぷりです。いわば、魚を楽しむためのおにぎりです。」
おいしくて、手軽で、笑顔になれる。日本のソウルフード“おにぎり”で、さっそくごはんにしましょうか?

〈魚屋のおにぎり〉取り扱い店舗 大丸梅田店 地2階、大丸芦屋店 地1階

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